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たいした事は書いていませんが、米工房の近況です。
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2022年


田んぼにが入りました♪

本州以南のみなさまからは早い 時期に、「もう半そで、半ズボンだよ〜!」と暑さを伝える声を聴いてきましたが、
こちら、北海道は例年よりも肌寒い春を迎えました。

それでも、桜は 例年通りに咲き、ゴールデンウイークをはさんで、田んぼに水が入り、今月末の田植えの準備が順調に進んでいます。

空の青。田の青。ウクライナの青。

先日、この欄で紹介させていただきました、
『ロシアのウクライナか らの即時の撤退と平和を求める決議』は、
政府や総理大臣のみならず、在日ロシア大使館と在日ウクライナ大使館にも届けました。
在日ウクライナ大使館からは大使のサインが入った礼状が届きました。
在日ロシア大使館からは無音のままです。

かつて災害をい ましめる言葉として、「地震、かみなり、火事、おやじ」と言われましたが、
現在は、「地震、コロナ、戦争、ハラスメント」のようです。

ウクライナは、ヨーロッパの倉 庫と言われるほど黒土が豊かで、豊富な野菜や果物ができるそうです。
もはや世界中に広まったウクライナの国旗も、空の水色と、麦畑の黄色を表現しているようです。
日本と同じ北半球のウクライナも、この時期に穀物の作付けを行います。
ところが労働力である男性が戦争に行き、農地も戦場になり、作付けが進んでいないようです。
つまり、今年の秋の収穫もすでに壊滅状態になることが約束されているかのようです。

人類が農業 を始めた意味は、単に食だけではなく、「計画」の意識の誕生とも言えます。
「計画」は、家族や国家や貨幣や保険などの概念の基礎になったと思います。

我々が農業をあ きらめない姿勢は、人類の本質の問題でもあると思います。
まもなく北海道のおコメ農家のみなさんが、ビニールハウスで育てた稲を田んぼに移植する、田植えが始まります。
引き続き米工房を
よろしくお願い申し上げます。

2022年5月11日 水曜日 11:12Am 晴れ 気温22.2度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏



戦争=日常の終焉

おコメや食事は、すべての方の 日常です。
戦争が輸入を規制すれば、食料自給率の低い日本には、非日常がやってきます。

2022年2月 24日にロシア軍がウクライナに侵攻し、首都キエフなど各地を攻撃した行為に対し、各方面から決議文などが出されています。
私も決議文の原案を書き、地元の町議会で決議されました。


が書いた原文♪

沼田町議会による修正。

ロシアのウクライナから の即時の撤退と
平和を求める決議

 沼田町議会はロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対し、即時の撤退と平和的解決を強く求めます。
修正なし ♪
 ロシアは 北大西洋条約機構(NATO)の拡大を阻止するためを理由に、平成26年(2014年)のクリミア危機・ウクライナ東部紛争をはじ め長期にわたるウクライナへの圧力を繰り返してきましたが、ついに令和4年(2022年)2月24日にウクライナへ侵攻しま した   ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の拡大を阻止するためを理由に、長期にわたるウクライナへの圧力を繰り返してきました。
  これらの 蛮行は昭和20年(1945年)の国連憲章の基本である「戦争による領土の拡大を認めない」に明らかに反し、法の支配を原則とする国際秩序による平和と安 全を脅かすものです。さらに核兵器の誇示や、かつて事故を起こしたチェルノブイリやヨーロッパ最大のザポロジエなどの原子力発電所への常軌を逸する破壊行 為は唯一の被爆国に住む我々として断じて容認できない暴挙です。
修正なし ♪
 日本は過 去の軍国主義への深い反省に基づき恒久平和 主義を定めています。沼田町議会も、平成22年(2010年)に「非核・平和の町宣言」を行い、恒久平和の実現と核兵器の廃絶に向けて努力することを宣言、日本と世界の恒久平和を願ってい
 戦争はその場の苦しみだけで終わりません。大切な人たちを亡くした人々の苦しみや悔いは一生残ります。それが憎しみの連鎖を産むとき、戦争は後戻りので きない残酷な未来を我々のたいせつな子孫に準備し ます。
  日本は過去の戦争への深い反省に基づき恒久 平和主義を定めています。沼田町議会も、平成22年(2010年)に「非核・平和の町宣言」をしました
 戦争はその場の苦しみだけで終わりません。大切な人たちを亡くした人々の苦しみや悔いは一生残ります。それが憎しみの連鎖を産むとき、戦争は後戻りので きない残酷な未来を我々のたいせつな子孫にし ます。
 ウクライ ナ侵略に反対する声は世界に広がっています。ロシア国内でも弾圧に屈せず、戦争反対のデモが起きています。ロシア国民にはウクライナ国民に親戚や友人が多 くいます。そんな両国民が殺しあうのは、ロシア軍兵士の厭戦気分にもつながっています。
 ロシアは今こそ大国の矜持に立ち返り、世界平和を担う常任理事国としての義務を果たし頼れるリーダーへの再生を強く求めます。
 よって沼田町議会は、日本政府は関係各国と緊密に連携し、厳格かつ適切な対応を講じるよう強く求めます。

 以上、決議します。

令和4年3月10日

沼 田 町 議 会


《提出理由》 ロシアのウクライナ侵攻に強く抗議するため。


【提出先】 内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、衆議院議長、参議院議長、在日ロシア連邦大使館、在日ウクライナ大使館
修正なし ♪

ご一読いただけ れば、他の決議文との違いが分かると思います。
おおむね、下記の部分が私が書いた決議文の特徴です。


@テレビの扇情な戦場で思考停止にならずに、歴史の射程の長い視点
ロシアは 北大西洋条約機構(NATO)の拡大を阻止するためを理由に、平成26年(2014年)のクリミア危機・ウクライナ東部紛争
A本件だけではなく、普遍的に共通する根拠
国連憲章の 基本である「戦争による領土の拡大を認めない」に明らかに反し、法の支配を原則とする国際秩序による平和と安全を脅かす
B反核&反原発
核兵器の誇 示や、かつて事故を起こしたチェルノブイリやヨーロッパ最大のザポロジエなどの原子力発電所への常軌を逸する破壊行為は唯一の被爆国に住む我々として断じ て容認できない暴挙です。
C自省
日本は過 去の軍国主義への深い反省
D戦争に課せられる未来への責任
戦争はその 場の苦しみだけで終わりません。大切な人たちを亡くした人々の苦しみや悔いは一生残ります。それが憎しみの連鎖を産むとき、戦争は後戻りので きない残酷な未来を我々のたいせつな子孫に準備し ます。
Eロシア国民との連帯
ウクライナ 侵略に反対する声は世界に広がっています。ロシア国内でも弾圧に屈せず、戦争反対のデモが起きています。ロシア国民にはウクライナ国民に親戚や友人が多く います。そんな両国民が殺しあうのは、ロシア軍兵士の厭戦気分にもつながっています。
Fロシアを非難するだけでは、戦争を煽る行為と同罪
ロシアは今 こそ大国の矜持に立ち返り、世界平和を担う常任理事国としての義務を果たし頼れるリーダーへの再生を強く求めます。
G決議したことで満足するカタルシスの自己目的化してしまわないよう に、当事者に伝える
提出先に、 在日ロシア連邦大使館がある。
Hウクライナの励みになるように
提出先に、 在日ウクライナ大使館がある。

私の基本姿勢 は、書かれた通りです。
とは言え、実は私は、安易なウクライナ反戦には違和感を感じています。
つまり、今までパレスチナやミャンマーや香港の人民弾圧を無視してきた日本の政府や地方議会が、
ロシアという分かりやすい敵を見つけた 瞬間に、正義感を振りかざす姿にも、私は違和感を感じています。
ウクライナにシンパシーを感じるのであれば、同様な事例は無数にあるからです。


そんな自問自答を抱えていた 時、神奈川県にお住まいの米工房のお客様から下記のようなメールをいただきました。


送信日時 ; 2022年3月8日 火曜日 5:45Pm

米工房
久保さま

電気とエネルギーが高騰するなか、みなさまご無事でしょうか。

北国のエネルギー高騰は、地味にお財布が凍れるでしょう。神奈川県でも、お財布が悲鳴上げてます!

わたしはいま、在宅ワークをしてます。

勤務先の同僚の一部がウクライナ 共和国にいて、職場は戦時体制で す。普段は私のような末端契約職員と直接協働しない筈のCEOが陣頭指揮を取り、ウクライナの長期戦に備えて、会社の人員配置立て直しをはかってます。先日から私も、 CEOの直接指示系統に入りました。

同僚の殆どは、無事です。クリミア州に近いヘルソン市にいますが、まさか戦時ニュースやTwitterでヘルソン市を拝見する羽目にな るなんて、思ってもいませんでした。

激戦地マリウーポリ市などと違い、ヘルソン市は比較的平穏な 状況のようです。市庁舎にロシア軍が入った事はCNNなどのニュースで報道されていますが、市庁舎前で子連れでウクライナ支持の抗議活動が出来る 状態のようです。

ただ、何をするにも先立つモノがなく困っている様子。

地元企業や倉庫業者に連帯(solidarity)を呼びかけ、今ある商品を放出してもらい、行政を通じ て障害者や経済弱者の方にも出来る限り公平に配り、 市内のゴミ処理とインフラ復旧を進めたいと、ヘルソン市長のFBにはありました。

また、在宅ワークなど戻る勤務先のある者(多分、子育て・介護中・身体障害などで軍務に入れない男女のみ)は、1日数時間でもよいから勤務先の仕事に戻る よう勧めてました。

ヘルソンの市長はとても優秀な 方のようです。

駐日ウクライナ大使館に集まった 20億円以上の寄付金は、日本の憲法9条付帯条項、国際送金手続きの煩雑さ、国際マネーロンダリング防止法もあり、いつ現地に届くのか分からないので期待するなと当社の 現地スタッフには伝えました。

勤務先がFXトレード練習ソフトの会社なので、国際為替送金の仕組みについての行政関係者などへの説明は、兼業主婦のもうひとつの本業?であるボルシチ作 りより上手かも知れません。

ロシア軍が侵略して来るまで、ウクライナには戦争はなかった。

クリミア州占拠からウクライナ正教会独立など、2014年〜の葛藤を何とかのり超えて来たのに…。残念です。

おそらくキエフ公国とロシア帝国の18世紀に遡る対立、ロシア帝国からキエフ公国が独立運動を試みたこと、1933年〜旧ソビエトースターリン体制下で起きた「赤い飢餓」によ りウクライナ民族殲滅(数百万人のウクライナ人がソビエトに穀物を提供するため、家族の人肉を食するまで飢えと寒さに苦しんだした時代)が あったこと、ソビエト連邦からウクライナ共和国が独立した1991年〜民主化運動がすすんだ歴史的経緯は、ご存じないと思います。

ロシアからの民族自決以外に、ウ クライナ人が生きる道はない…という決意が揺らがぬ原因です。ゼレンスキー大統領の手腕だけでなく、ウクライナ人はロシアの虐殺を許さない、でも第三次世 界大戦を避けるためにできる最善を尽くしていると言えましょう。

ロシアや東欧諸国圏内では、スターリン時代の「赤い飢餓」による虐殺行為は広く知られていますが、ソビエト連邦時代は「国内問題」だったため、赤い飢餓と いう歴史への共感はあっても、世界には知られていません。

キエフ大公国(キエフ・ルーシ)の統治者ウラジミール公がプーチン大統領と同じ名前で、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)皇帝の妹と結婚し、988年にキリス ト教の洗礼を受けたのがロシア正教の原点ではありますが、ロシア系の人でヴラジミールさんはそんじょそこらにいる姓であり、キエフ公国とは何ら関係ありま せん。ヴラジミール・プーチン氏はレニングラード出身の工場労働者の息子で、元KGB諜報員です。佐藤栄作氏や田中角栄氏が昭和の総理として有名だからと いって、日本中の佐藤さんや田中さんが総理に相応しい訳がないのと同じく、プーチン氏はキエフ公国とは何ら関わりがありません

ロシア連邦は、クリミア半島占拠以来文化的にも世界から孤立を深めていました。彼はロシア正教会を政治的に利用し、2018年にコンスタンチノープル対外 総主教(世界の正教会をまとめる人)がウクライナ正教会の独立を認めたため、コンスタンチノープル総主教座(世界のすべての正教会を取りまとめる 場)とロシア正教会は関係断絶に至りました。

文化的にも、社会的にも孤立しつつあるロシアが今回の暴挙に出たのは、スターリン時代の大量虐殺を再びウクライナ共和国で行うためで す。

ロシアは資源産出国ですが、資源開発がうまくいってないこと、再生エネと環境正義で資源依存度が減っているにも関わらず、社会改革が進んでいなかったことが今回のウクライナ侵略の原因で す。

多くのロシア国民は、今回の戦争に反対しています。

その点は、公平に議論していただければ幸いです。


そういえば、あまり7分付+麦の白飯を食べようとしなかった息子が、ついにバター+ふりかけをかけて食べるようになりました。

ということで、お米の注文です。北海道産玄米30kg、郵便振替用紙添付でお送りください。


上記のメー ルをいただいてから、すでに11日が過ぎています。
メールが書かれた時には比較的平穏だったヘルソン市も厳しい情況を迎えているのではないでしょうか?
ロシアによるウクライナ侵攻で、主要都市として初めて陥落したのが南部にあるヘルソン市だ、との報道を見るにつけ、心が沈みます。
また、上記で書かれている「1933年〜旧ソビエトースターリン体制下で起きた「赤い飢餓」によ りウクライナ民族殲滅」は、
ホロドモールと呼ばれる計画飢餓です。
1932年から1933年にかけてウクライナ人が住んでいた各地域でおきた人工的な大飢饉です。
メールの方は「赤い飢餓」と書かれましたが、他にも「ウクライナ飢饉」、「飢餓テロ」や「飢餓ジェノサイド」、「スターリン飢饉」などとも呼ばれていま す。
ウクライナ語で 「ホロド」は餓えや飢饉を意味し、「モール」は疫病を意味します。
やはり、食は平和の象徴なのでしょう。

みなさまも、本 件以外でも、お気軽にお考えを教えていただければ幸いです。
さて、ようやく北海道も雪解けが進んでいます。おコメ農家のみなさんも、納屋に集まって、まずは田んぼの雪を溶かす作業が始まりました。
引き続き米工房を
よろしくお願い申し上げます。

2022年3月19日 土曜日 3:50Pm 晴れ 気温2.0度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


2022年

あけまして
おめでとう
ございます


みなさま、健康で
 新年を迎えられたことと思います。

米工房は、 1月5日(水)より、
本格的な営業を再開させていただいています。
さっそく、多くのご注文をいただいています。
おかげさまで今年の「初荷」も順調に開始でき、
あらためて感謝を申し上げます。
「おいしい♪」を、届けるために。
コロナに注意しつつ、正月太りしてしまいました〜。

昨年の北海道のコメは、豊作 で、食味も高い評価をいただきました。
ただし、コロナによるインバウンド需要の消滅で、農家のみなさんの厳しさが増しています。
さらに政府は、「田んぼでコメを5年間作らないと、支援しない。」という法案を準備し、
ますますコメ農家は厳しくなる可能性が高まっています。
農家のみなさんが安心しておコメを作り続けていただけることは、我々の生活の大きなインフラです。
この法案は、まだ決まってはいませんが、みなさんもぜひ注目してください。

新年の大雪は各 地で被害を起こしています。
ただ、1月7日までは、農業は「北海道の十勝地方の積雪が3cmで平年の1割。これでは土壌が凍結する被害が心配。」と、
少ない雪を嘆いていたのですが、
1月12日(水)の十勝地方は、たった一晩で雪が60cm降りました!
少ないと嘆き、また多いと嘆く。
自然との共生が、自然の恵みを食べる喜びをいただいている我々の生活なのでしょう。

さらに、雪のよ うに落ち着いていたら1月12日(水)から一気に増えたのが、コロナです。
「第6波」に突入したのでしょう。
感染力の強い新変異株「オミクロン株」への置き換わりも進み、
北海道の日別の感染者数は15日に過去3番目に多い695人まで急増しました。
札幌だけでなく、全道各地で一斉に感染が拡大しており、過去最多の727人を上回るのは確実なようです。
すでに現状は「緊急事態」だと認識し、一人一人が慎重な行動を心がけるべきなのでしょう。


そして、米工房にとっての 2022年は、
例年どおりに、
田んぼでの苦労と、
食卓での笑顔を
結び付けられる年になればいい なぁと考えています。


生産者が想う「米」への気持 ち、
消費者が感じる「ご飯」から生まれる愛情。

今年の米工房も、そんなみなさまの間で喜ばれる
集荷、精米、配達な どをしていきたいものだと想います。

今年もよろしくお願い申し上げます。

2022年1月18日 火曜日 雪 11:33Am 気温-3.1度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏