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大した事は書いていませんが、米工房の近況です。
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2011年

夜は千の目を、持ちたがっている。 ひとりに、ひとつづつ。
孫への遠い手紙と、クリスマス・プレゼント。 そして、ハッピー・ニュー・イヤー♪
北広島市の方のクリスマス・イ ルミネーションです♪
去年に引き続き、今年も遠くに住むお孫さんのために飾られたそうです〜。
年末・年始の ご案内

宅急便による商品の受注

年内;2011年12月29日(木曜日)まで
新年;2011年1月5日(木曜日)から



★休日の間でも、商品の到着日の指定はできます。
★ご希望の到着日を、指示してください。
★ご協力、よろしくお願いいたします。

世界中へ♪

2011年12月22日 木曜日 晴れ 10:20Am 気温-15.0度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


♪おにぎり、むしゃ&むしゃ。おいしいよ!新米、発売!

台風の余波など、晴れる日が続かず★恵みの雨ですが〜。雨の合間をぬいながらで すが、稲刈りが少しづつ進んでいます。

先日、農業共済の水稲収量調査があり、推定で平 年作〜豊作と、
昨年のような「いもち病」もなく、被害無しで 刈り取りできそうです。
たまってるぜ!
北海道では多くの農家が、
大安である9月13日から稲刈りを始めました。
コンバインのたまり具合でいけば、今年の収穫量は「まぁまぁかな〜♪」と感じています。
豊作を期待したいです!

稲刈り後は、米工房に玄米がやって きます♪
一等米の検査証明書です。 絶賛新米入荷中!
9月20日、いよいよ新米が入荷。「ななつぼし」を検査すれば、ぜんぶ1等米 ♪

まずは、3品から新米を発売いたします!
本場の、うまさ!
富山県産
こしひかり
すごい!ねばる!北海道のコメも、ついにここまで!
北海道産
おぼろづき
おいしいよ!
北海道産
ななつぼし

稲刈りが始まったばかりで、まだ数量も価格も不安定ですので、
ご注文の際にはメールにてご確認ください♪

info@kome-kho-bong.com

2011年9月23日 金曜日 晴れ 5:11Pm 気温16.4度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


台風12、13、14号が通り過 ぎてゆきます。

3・11からの復旧が遅れているな か、今度は台風による大雨が日本列島を襲いました。
日本は四季に恵まれた島であり、だからこそ水にも恵まれているので、稲作が発展してきたとも言えます。
しかし、水の恩恵は、水との戦いでもありました。
つまりは、どう水をコントロールするかが、日本の歴史の根幹でもあったと思います。

米工房のある北海道のほぼ中央では、終戦直後の1945年まではほとんど稲作 ができませんでした。
それは低温地帯に合った品種の改良がまだであったのに加え、水のコントロール技術がまだ完備されていなかったからです。

それでも、町内で最大の川である雨竜川(うりゅう・がわ)の近くでは早くから 水田を作る試みが行われ、その成果があがっていました。
しかし、大きな川のそばで水田ができる、ということは同時に、水害の危険もある、ということでした。
実際にこの地域では数年ごとに水田が水害の被害を受け、米の収穫ができなかったようです。
その後、土地改良区の事業などが急速に進み、今では全町内で稲作が可能です。

そんな人類の知恵と努力の結果である現在ですが、今回の大雨は、かつての雨龍 川の氾濫を思い出させる光景を見せ付けました。
水門から、あふれる大量の水。
まさに上記の写真が、1945年直後に先駆的に水田を作りながら、数年ごとに 水害を受けていた地域です。

嵐のあと。
農業は、自然と人類の共存の象徴。
台風は去り、
紀伊半島を中心に
100人を超える被害をもたらしました。
3・11が2万人で、
台風12号が100人。
被害の大きさを人数で数値化するときに、
やりきれないものを感じます。

わが町には人的被害も無く、
農業被害も少なく台風が去りました。
わずかに、
田んぼの稲が倒れたぐらいでしょうか。

当初、北海道でも
早い地域では「稲刈りは9月8日から」、
という見解も出ていましたが、
この大雨でさすがに延期されました。
それでも、大自然からの雨を
たっぷり吸った稲穂が刈り取られるのも
もうすぐです。
新米まで、もうしばらくお待ちください。


2011年9月9日 金曜日 晴れ 11:46Am 気温24.1度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


ささ、どっこいさのさー!
わが町の
夜高(ようたか)あんどん祭りが、
終わりました。

暑い夏が過ぎようとしています。
わが町の大きな祭りも終わりました。
この祭りは、富山県小矢部市から受け継ぎ、
今年で35回です。
小矢部市では、春の田植えの時期に行い、
豊作を祈願する祭りです。
稲刈りの時期に祭りを行うわが町も、
豊作を祈願する気持ちは同じです。
とくに今年は、日本中のそれぞれの方が
それぞれのお気持ちで「生」の喜びを
収穫の秋にまた感じることでしょう。
「がんばれニッポン!」
よりも、
「考えよう日本。」
そして、
「感じようニホン♪」
ですね。
笑顔をお届けする秋は、もうすぐです。

2011年8月31日 水曜日 晴れ 3:59Pm 気温25.8度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


原発事故による、さぁ、青空の下で食べよう♪米の放射能基準が決まりま した。
暑かった夏ですが、
田んぼでは秋の準備に入っています。

いつもなら
8月には関東の新米が高らかに声をあげるのですが、
今年はデリケートなスタートになりそうです。

そこで基準になるのが、セシウムです。
セシウムが体内に入ると、体中に分配され、
ベータ線による内部被爆を起こします。
セシウム137 (Cesium 137) の半減期は30年だそうです。
体内に入ると腸や肝臓で吸収されて筋肉に蓄積され、
その後、尿や汗となって排泄されます。
体内にある期間はおよそ100〜200日と言われていて、
この間に被曝する事になります。
犬を使った実験では、
14,000,000ベクレル/kgを服用させた場合、3週間で死亡したそうです。
雲を突き抜ける麦秋♪
深呼吸の名所♪ 農林水産省の基準は、
下記のとおりです。

セシウム濃度 規制
水田
5,000ベクレル/kg以上
お米は作れません。
土壌
1,000ベクレル/kg以上
お米の収穫の
「前」と「後」に調査。
お米
500ベクレル/kg以上
その地域の
お米を全て廃棄。

この検査は、市町村が行います。
ですから、
「市場に流通 している
お米は
安全です」と、
農林水産省は告知しています。
影が濃い。夏なんです♪
子どもの笑顔が基準値です♪ それにしても、セシウム濃度の高い地域では、
野外で深呼吸もできず、
夏なのに太陽の下で!オー プン・カフェや、屋台のビバ!キャンプ!ラーメン、
人間も自然のうち♪露天風呂、キーン!ビ ア・ガーデンも
心置きなく楽しめないのでしょうか。

新米の時期には、すなおに新米を喜べる。
そんな日常に早く戻って欲しいものですね。

2011年8月17日 水曜日 晴れ 3:42Pm 気温25.1度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


また田植えの季節がやってきました。

東北大震災に心を痛める日々が続いています。
米工房は先日、被災地へお米での協力をさせていただきました。
さぁ、海を渡って、ふっくら★ごはんに、なぁ〜れ♪
トラックに、どん&どん、お米が積み込まれ、被災地へ♪
気をつけて、いってらっしゃい!
行く先は、津波で死者・行方不明者が900人を超えた岩手県の山 田町。

こうしてお米は消費さ れながら、同時に次のお米を生産する作業が平行して行われます。
毎年の、当たり前のことが、今年も行われているのです。

4月に、種籾(たね・もみ)水にイメージ・カラーは、蛍光イエロー♪つける作業が行わ れました。

10日間ほど種籾に水を吸わせて、発芽させ種 をまきます。

た〜ねぇ〜、マキマキ♪

被災地でも田植えが始まったようです。
もちろん、津波による海水の塩で田んぼが使えなかったり、ゴミの除去が間に合わなかったり、原発で立ち入ることも不可能な田んぼもあるようです。

しかし、生産者の方々は今年も去年と同じようにまた、それぞれの自然と根気よく向かい合っておられます。
米工房も、いつものように生産者と消費者のみなさまの間でお役に立てるよう勤めさせていただきます。

これからもよろしくお願いいたします。

2011年5月15日 日曜日 晴れ 1:42Pm 気温9.8度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


東北関東大震災のお見舞いを申し上げます。

2011年3月11日。すべてが、変わってしまったかのようです。
しかし、だからこそ、我々は変わらぬものを忘れてはいけないのかもしれません。
関西のお客様から、セ ンバツ高校野球を観戦中の
甲子園から、下記のような写メールをいただきました。

ガンバロウ!にっぽん!
★大阪だけに、ガンバ!
ガンバロウ!東北!
★地震よりも、自信!
おコメは、エネルギー。

また、神奈川県のお客様からは、震災をはさんでようやく届いた米工房からの、 お米を前に、こんなメールもいただきました。

お米、昨日届きました。
送信日時: 2011年3月26日 11:25Pm

米工房 さま

お米、昨日届きました。
こちらでは、随分いろいろなものに販売制限があって、コメもラーメンも卵も大型ペットボトル 飲料も、牛乳も、全て一家族1点しか買えません。
ペットボトル入りの水は、データー上は全然関係ないはずの神奈川県でも、母子手帳を持って行った人のみ、1本だけ買える状態。

いやはや、大変な騒ぎです。



被災地から離れた神奈川県にも、被災者受け入れの要請が来ており、
私の通っているカトリック教会(日本人が全体の40%ぐらいです。)でも何人かの方を緊急で受け入れることになったそうです。
埼玉県・茨城県からのボランティア支援が来ています。
どうも、日本語のあまりわからない在留外国人(日本人の外国人配偶者を含む)が、言葉の壁、文化の壁で困っている様子。
彼らの大半は、話せても、読み書きがあまり出来ないので、「被災した場所を書いて」、「状況 を書いて」とか言われても、書けない。
コトバできちんと云えなかったり、日本人の知っている町名や場所名を知らなかったりするんです。

また、被災した場合のケアの仕方が出身国とは違う、という相互理解の問題もあります。
行き場のない日本人の方もいらっしゃるようです。被災した方の全員が、避難所で暮らせる程健康じゃないですから。

まだまだ、これから先は長いです。いつまで続くのかはわかりません。被災した方々のいのちある限り、被災の痛みも残ります。
だから今はあまり力まず、気長にがんばりたいと思います。どうぞ、被災者の方々のためにお祈り下さい。


米工房は今までと同じように、みなさまに手紙を書くように、お米を届けてゆき たいと思っています。
「届ける」ことの喜び。
喜びの尊さに気がつかせてくれた、大きな哀しみであった、と今は考えようと思います。

これから、「公共」の概念が大きく変わることでしょう。
しかし、それは今までも私たちの内にあった概念であって、けっして初めての概念ではありません。
我々は変わらぬものを忘れてはいけないのかもしれません。
けっして、うぬぼれではなく、私たち米工房にも役立てることが、あると思います。
それが、変わらぬことであればいいな、と今は小さな声で考えています。

これから日本の各地で、桜が咲き始めることでしょう。
自然は怖いけれど、また美しいものです。

これからもよろしくお願いいたします。

2011年3月27日 日曜日 雪 10:54Pm 気温-5.9度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


表現は、どこからでも♪
映画やっぱ、映画館で観たい♪『海炭市叙景』が、
全国ロードショー中です。

函館市の市民が中心になって、函館市を舞台にした映画が完成しました。
米工房もスポンサーとして協力させていただいています。

映画の最後に
エンドロールロゴで、
例えば、資本主義社会が成熟して飽和状態になった時に帝国主義が台頭する、というような、ある種の飽和状態で次のステージに移る前の模索中の社会が見せるパターンの様相なのではないか・・・なぜいきなりこの質問?(よしもとばなな『YOSHIMOTOBANANA.COM』)(北海道・沼田町)
と、スクリーンに映し出されます。

私も札幌と旭川の映画館で、計2回観させていただきました。
閉塞感のある時代の空気を皮膚感覚で描いた傑作で、
すでに多くの賞などをいただいています。
みなさまのお近くの映画館で上映されましたら、
是非、ごらんになってください。
そして、終了後の米工房のロゴを見つけていただければ、
さらにありがたいです(笑)。



2011年2月8日 火曜日 雪 8:36Pm 気温-6.0度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏


白 すぎる冬

米工房の町は、日本でも有数の 豪雪地帯です。
ところが、年末&年始、ほとんど雪は降りませんでした。
例年であれば、クリスマス前にはスキー場もオープンするのですが、
「雪が降らない!」という理由で、
ようやくオープンしたのは1月9日でした。
今までは、こんなこと、考えられません。

一方で、本州では12月のうち から大雪だったそうです。
こちらでまだスキー場に草が見えている時、
鳥取県ではスキー日和だったとか!

「不思議なこともあるもんだ ねー。」と、言い合っていたら、
1月9日からは我が町も連日のドカ雪!

右の写真は、町内の方。
「今年こそは除雪機を買おうかなぁ。」
と、おっしゃっていました。

私も米工房の社屋の屋上にあ がってみました。
それが、下記の2枚の写真です。
すごいことになっていました・・・。

もちろん、これらの雪は春にな ると溶けて、
農家の方の貴重な農業用水になるので、
降ってもらわねばなりません。
しかし、多すぎ!


2011年1月21日 金曜日 雪 6:14Pm 気温-7.0度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏
雪の楽園かっ♪
屋根にあがると、そこも雪国だった。 やーねぇ〜♪


What's New 更新情報

全ての米、豆が
2010年産になりました
いつもの、
お米一覧から、ご注文ください♪

沼田町の稲穂で作りました♪
米工房のある沼田 町の田んぼの稲で
作った新春のお飾り♪
2011年

あけまして
おめでとう
ございます


みなさま、健康で 新年を迎えられたことと思います。
米工房は、1月5日より、
本格的な営業を再開させていただいています。
さっそく、多くのご注文をいただいています。
今年の「初荷」も順調に開始でき、
あらためて感謝を申し上げます。

昨年の北海道のお米は、猛暑や イモチ病などの被害で苦労いたしました。
一昨年は「冷夏」で苦労し、去年は「猛暑」で苦労し、と、自然の環境は常に厳しさをともなって います。
さらに、TPPなどの人為的な環境も農業にとっては、けっして楽観的ではありません。
もちろん、苦労の無い仕事などありませんが、
今年は生産者の方々の苦労が、良い結果のための苦労であればいいなぁと思います。
そして、米工房にとっての2011年も、
田んぼでの苦労と、食卓での笑顔を結び付けられる年になればいいなぁと考えています。

生産者が想う「米」への気持 ち、消費者が感じる「ご飯」から生まれる愛情。
今年の米工房も、そんなみなさまの間で喜ばれる集荷、精米、配達などをしてゆきたいものだと想 います。
今年もよろしくお願い申し上げます。

2011年1月5日 水曜日 晴れ 10:59Am 気温-10.1度
Text by. 米工房HP店長 久保元宏